CanonEXPO 2015 Tokyo

11月4日から7日迄、有楽町国際フォーラム会場で開催されたキャノンExpo2015を見てきました。基調講演セミナーもあり見せ場の展示場も全館に展開されました。5年に一度ニューヨーク、パリ、北京、東京と開催されるイベントだそうです。華やかな夢のある展示でした

基本テーマは2020年東京に何が提供できるか、東京をどう変えられるかの壮大なテーマに対して企業なりに提案した楽しい会場でした

もし日本真珠業界が5年後を見据えて新しいフアッションや日本美としての真珠を展示しろと言われたら業界はどの様な展示をするか考えてみました

今なら豪華で美しいデザインの真珠製品が並べられるでしょう。

5年後の2020年オリンピックの年に日本のアコヤ真珠が量的にも質的にも企業としての会社専門店舗が元気よく存在できるかの心配が問われる事になっています

世界のご婦人は5年後でも20年後でも真珠を愛してくれるでしょう

でも5年後の日本の真珠業界は養殖業界を中心に企業店舗も益々繁栄とはいかない深刻な事情を抱えています。業界人は成り行き政策ではなく真剣に考える最後の時期に来ているかもしれません。それを教えられるキャノンの壮大な夢のある展示を見てきました。

夏の終わり 真珠の手入れ

汗をかく夏に、真珠のネックレスをする女性はあまり見ませんが、ドイツのことわざに「女性は夏が一番うつくしい」という言葉があるそうです。全く同感です。特に胸元に真珠のネックレスや南洋珠のペンダントが輝いているのを見たとき、いいな美しいなと感激します。

でも暑くて 暑くて 一生懸命 汗をかいているのを見ると家に帰ったらすぐ真珠の手入れをしてくださいと、おもわず思ってしまいます。

真珠層にとって 汗は大敵で、表面をボカしてしまう恐れがあります

勿論、海水浴場でネックレスはしないでしょうが指輪イヤリングなどでも、心当たりが有ったら早く手当してください。

眼鏡ふきや テッシュペーパーでふき取るも良く 水道水で洗ってすぐふき取るのも良いかと思います。勿論専門店で相談するのがベストです。

今は「秋は女性が一番美しい」と思ってます、 真珠のネックレスが一番です。

台風が心配な真珠養殖

7月台風が連続来襲し、真珠の生産地が心配です。

真珠養殖は海面上に筏を組んで其の下に籠を吊るして養殖しますが、現在は丸浮にロープを張り籠を吊るして貝を育てます。筏時代と比較し台風の被害は少なくなりました

今回の台風は大雨を降らせましたので最大の生産地愛媛県宇和海では大雨で海水面が淡水化して赤潮が発生し貝が死んだとの報告も出ています

真珠生産量が減少気味である現在生産段階での死亡は痛手です

長崎対馬九州地方にも大雨が降りましたが被害は少なかったと聞きます

河川が少ない漁場では雨が降った方が良い地形もあるので助かりました

3月末で取り引きが終わった真珠は今製品化のための加工中です

貴重品扱いで慎重に丁寧に時間をかけて加工しています9月以降の出荷が楽しみです。

7月8月は夏休みで積極的に売れる季節ではありませんが品不足気味です。爆買の対処品となっているからでしょうか。

香港、中国本土でも人気上昇中です。

2016サミット伊勢志摩に

2016年日本開催サミットが志摩市賢島中心に開催されることに決まりました

真珠養殖の発祥の地でもありますので、関係者は張り切っていると思います

中心になる志摩観光ホテルから展望する英虞湾は、たくさんの島々、養殖場筏も点在し ポンポンと走る作業船の航路後も風情があり特に夕日の美しさは日本一と感じるほどです この美しい穏やかな湾から御木本幸吉が美しいアコヤ真珠養殖を発明した偉業はこの美しい海と穏やかな環境が絶対必要だったことが感じられます

日本のアコヤ真珠が世界一美しい原因の一つは、日本の四季の変化と温和な環境漁場と勤勉な人達の賜物ですが、志摩英虞湾はその代表です

観光保養には最高最適です ぜひ訪ねてください

交通も近鉄特急が便利ですが伊勢志摩は道路が整備されていますので車で回るのも最高かもしれません

お土産にに真珠を買っていただければとっても嬉しく思います

真珠製品のランク付けと呼称

宣伝広告を見ていると実際効果のある事、実績を誇る事、イメージをいうなど様々です 宝石では物語性を夢のように語る場合が多いと思います

宝石鑑別機関では本物か偽者か、種類は何かを判別します ランク呼称付けはしません 唯一、ダイアモンドはランク付けできます 分析が科学的に判定できること、工業製品のように規格化された形が出来る利点を持っています

一般の宝石や真珠は、規格的に形も揃えることが出来ないし、それぞれの宝石の持つ個性的美しさ、大きさ、規格化されない違った形での美しを誇りますので、個人的なランク付けはしません 装飾的な表現呼称も付けません

真珠では、養殖時には母貝の大きさ、核の大きさ、養殖期間等によってある程度作る段階では最終状態を想定しますが、貝の状態、海洋気象条件等で大きく変わります

真珠検査に関していうと、国は品質向上、輸出促進を目的に検査制度ランク付けを行っていました 昭和27年(1952年)真珠輸出検査制度です この基準は業界では基本的に今でも定着しています 以後、規制緩和で廃止されました

真珠総合研究所では輸出検査制度の廃止により、その趣旨を受けて設立され、業界ルールを尊重しながら独自性を加味して鑑別書を発行しています

業界規範に大きくぶれないこと 夢のような錯覚を持たせる抽象的な表現は書かないこと 科学的でない表現はしないことなどを信条にしています

真珠鑑別書でのランク付けや華美な呼称は絶対的なものはではなく、当事者の研究体験主観が色濃く反映されます 宝石業界の鑑別業務は、他の業界で行なわれているような官製による検査機関のランク付けや呼称でないことをお知り置きください